ああっ女神さまっ 第8話「ああっ偏差値30からの恋愛受験っ」
「くしゃみ」の止まらないベルダンディーの為に薬屋に行った螢一は、アヤシイ店員(?)から怪しげな薬とビデオテープを渡される。 いぶかしながらも自宅でビデオを再生する螢一。しかし、ブラウン管から現れ出たのは映像ではなく、ベルダンディーの姉「ウルド」であった。 ウルドは、螢一とベルダンディーの契約で生じた「問題」を修正する為に降臨し、その「問題」とは最悪の場合、ベルダンディーが強制送還される程の事態、と告げる。驚きながらも、その解決法をたずねる螢一。ウルドが伝えたその解決法とは、螢一の遺伝子情報をベルダンディーからユグドラシルへ登録させる・・・すなわち、ベルダンディーと「キス」する事であった。
バレンタインデーを知らなかったベルダンディーからチョコがもらえず、落ち込んでいる螢一。そんな螢一を心配するベルダンディー見て、恵は2人の手助けをする事に。そこで恵は、ベルダンディーに<バレンタインのチョコは「男性にとって特別」>であり、ムードのある場所でチョコを渡せば螢一は元気になれる、と入れ知恵する。早速、手作りのチョコを用意したものの「ムードのある場所」が全く判らないベルダンディー。「ムードのある場所はどこでしょう?」という質問を、あろう事か沙夜子にたずねてしまう。「好機!」とばかり、彼女は学園一のプレイボーイ・青嶋を紹介した上で、ベルダンディーを「ムードのある場所(ラブホテル)」で青嶋に弄ばれるよう仕向けるが、結局ベルダンディーの法術で、哀れ青嶋は撃退されるハメに・・・。それを知った恵は、今度は「螢一が喜ぶ場所」へ連れ出すようベルダンディーをうながす。晴天の日曜、「モーターバイクショー」でデートする2人。当初は、楽しい時間を過ごしていた螢一とベルダンディであったが、楽しそうにメカとふれあう螢一の「自動車好き」を、「あらぬ方向」へ勘違いしてしまった彼女は、螢一を見当違いのデートスポットへ次々と案内してしまう・・・。
ある朝、森里家の家計は危機に陥った。つまりは「お金がない」のだ。そんな時、森里家に来たのが螢一の妹、恵だった。恵は4月から大学に通うため、アパート探しに来たという。そして赤貧にあえぐ蛍一達は、恵から「実家の新鮮な食料」を提供してもらい、代わりにアパート探しを協力する事に。しかし、無茶な条件ばかり言う恵に、蛍一は困惑するばかり。それでも、なんとか見つかった物件は、料金・環境は良心的なれど<いわく付き>の部屋で、ベルダンディーはそこに<なにか>がいると察知する。それは、地脈に杭を打たれ、力を失った「地霊」だった。
蛍一の忘れ物の為に、1人で家に戻るベルダンディー。彼女の帰りを待つ螢一は、沙夜子から「ベルダンディーはどうしたの?」と尋ねられる。一緒に住んでいる事がばれた挙げ句「何もないの?」と沙夜子に聞かれ、改めて、ベルダンディーを意識する蛍一。早速、彼女に自分の気持ちを伝えようと悪戦苦闘する螢一だったが、彼の不審(?)な行動に、ベルダンディーは「病気か」と勘違いし、寝かしつけようとする。それでも何とか誤解を解き、気持ちを伝えようとする螢一だったが・・・。
螢一と共に猫実工大にやってきたベルダンディー。その「あまりにも麗しい」容姿の彼女に、群がってくる男たち。そんな折、「学園の女王」と呼ばれ、ライバル意識を燃やす沙夜子と、ベルダンディーのせいで自分の受講生が減ってしまった大沢教授の二人は、結託してベルダンディーを大学から追い出そうと策略する。 しかし、その策略は自動車部のみんなの協力で、何とか阻止する事に成功。しかし、沙夜子は諦めず螢一を誘惑しようとするが・・・。
車内で夜を過ごした螢一とベルダンディー。今度はちゃんとした新居を探そうと不動産屋を回るが、予算的問題でなかなか物件が見つからない。「螢一を助けたい」という気持ちから、ベルダンディーが精霊に祈りを捧げると、二人はあるお寺へと導かれていく。そこで出会ったのが、その寺の和尚。事情を話した所、彼は「寺の仕事を手伝う代わりに晩飯と寝床を保障してやる」というではないか。早速、仕事を手伝う二人。だが、屋根から誤まって落ちた蛍一を助ける為、法術を使うベルダンディーを見ていた和尚は、彼女の事を物の怪の類だと勘違いをする。
突然現れたベルダンディー。彼女は「あなたの願い事をひとつだけ叶えます」と言う。しかし螢一は「これは、先輩たちの悪戯では」と疑い、どうしても信じる事ができない。それでも、真っ直ぐでひたむきなベルダンディーに、いつしか心惹かれる螢一。ついに彼は、「君のような女神にずっと側にいて欲しい・・」と言ってしまい、結果、願いは受理される事になってしまう。今後の二人の生活を妄想していた螢一だったが、そこへ先輩たちが帰宅して、二人とも見つかってしまう。結局、女性禁制の寮を追い出されてしまった螢一とベルダンディーは、今日のねぐらを探す事に・・・。
大学での新たな生活へ期待に胸膨らませていた螢一。しかし、現実は何をやってもツキがなく、部活や恋愛など何かとトラブルがつきまとう。実は、そんな彼の頭上に輝いていたのは「不幸の星」であった。ある日蛍一は、寮の先輩達から留守番と一緒に、山のような仕事を押し付けられ、途方にくれる。それでも、前向きに頼まれた用事を片づけていく、お人よしな螢一。そして最後の用事を片づけようとかけた1本の電話。しかし、受話器の向こうから返ってきた言葉は、なんと「こちら、お助け女神事務所です」の一言だった。